今回は最後の望み、リリアナ(以下リリアナ)。
リリアナは除去、クリーチャー回収、勝ち手段を兼ねています。それぞれについて見ていきます。

・除去
+1。
リリアナはプラス能力でタフネス1のクリーチャーを倒せます。プラス能力でというところが大きく、勝ちへ進みながら相手の脅威に対処できます。大抵の除去が−能力であることを考えると、範囲が狭いとは言え破格の能力ですね。そして狭いといってもレガシーでは対象に困りません。マザー、サリア、ヤンパイ、エレメンタル、デルバー、ボブなど放置できないクリーチャー群への回答となります。パワーへのマイナス2修正も、単騎のリリアナでかなりの時間を稼ぐことを可能にします。対象が無くとも連打することが勝ちへとつながる、総じて隙のない能力です。
・クリーチャー回収
−2。元ネタがあるらしいです。
−2は墓地を肥やしつつ、クリーチャーを回収できます。グリコンのクリーチャーは梟、瞬唱と一枚で二枚分以上に働くクリーチャーなので、この回収はたいていアドも稼げます。墓地も増えるので、アンコウの再キャストもしやすくなります。ブレスト思案の不要牌を落としていくことも可能です。ただ、愚直にプラスを連打した方が結果的に勝ちへとつながることの方が多い印象です。
・勝ち手段
−7。
−7はゾンビの総数+2体のゾンビを生成していく紋章を得ます。決まればほぼ勝ちの強力な能力です。参照するのはゾンビなので、アンコウも総数に含まれます。コントロールデッキには+−ともにいまいちな場面も多いですが、この能力がリリアナの価値を担保してくれます。

3マナということを考えると、カードパワーはとても高いです。思考囲い、ヒム、これ、というブン回りをコントロールでありながらグリコンに与えてくれています。メインサイドに1枚、計2枚は取りたいですね。

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DAI

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