ジャンド徒然 そもそもジャンドとは② 魅力編
2018年2月28日 Magic: The Gathering今回はレガシー環境における選択肢としてのジャンド、その魅力についてまとめます。
1、青への耐性。前回レガシーは青が定義づけている、と書きました。つまり、青は出現率が高い色です。ということは、対策札をしっかりとることが必要になります。青いスペル、パーマネントを咎める赤霊破、紅蓮破、これらは取り得くといえる札です。他にも窒息、沸騰、実質青メタのメフィ鎖、花の絨毯など、”青い”ことを咎められる札は数多くあります。そして、これらの札全てをジャンドは採用できるのです(花の絨毯はちょっと微妙でした)。これだけだと少々苦しいですが、このことは次の利点に繋がります。
2、デルバー系に強い。レガシーの華はなんといってもコンボです。ANTの美しさ、スニショの堅実さ、リアニの暴力的速さ、ドレッジザギャザリング、ベルチャー:オールオアナッシングなどなど。しかし実際に環境を支配しているのは、これらを押さえつけながらゲームを進行できるクロパ、つまりデルバー系です。そしてデルバー系はwill、デルバーの変身条件、探査、死儀礼の餌といった理由からどうしても青の濃いデッキとなります。青対策がことごとく刺さるわけです。環境最強のアーキタイプに関して有効な札を大量採用できる、これこそジャンドの強みといえるでしょう。
3、豊富な除去、罰する火によるボードコントロール。そしてデルバー系に強い理由がもう一つ、それは除去の多さと罰する火です。少量のクロックを妨害でバックアップするのがクロパの基本戦術ですが、その全てを潰してまだ余るほどの除去をジャンドは擁しています。加えて罰する火が回り始めれば、場に残るクロックはアンコウやネメシスといったごく限られたものとなり、それも布告やヴェリアナで刈り取ることが可能です。豊富な除去に支えられたボードコントロール、これもジャンドの強みです。
4、シンプルな構成。クリーチャー、除去、手札破壊。かなり乱暴ですが、ジャンドを作る要素はこれだけです。パーツをそろえて仕掛けるのにあとは何が必要か、ライブラリーへ積むのはこれか、それともこれか、ここでぶっ放した方が目は良いか、今何が必要で、そしてそれは本当にこれなのか、といったような複雑な、無限の選択とジャンドは無縁です。気を付けるべきはミッドレンジの基本、すなわち今攻めるべきか守るべきかということだけです。そしてこのシンプルさはミスの少ない、堅実なプレイングをしやすくしてくれます。シンプルゆえに強靭な、ミスの少ないプレイングを可能とする、これまたジャンドの強みです。
もう少し書けそうですが、かなり長くなりましたので今日はここまで。前回書き忘れていましたが、何か気になることがありましたらどんな内容でも結構です、気軽にコメントしてください。
追記、表現を修正。
1、青への耐性。前回レガシーは青が定義づけている、と書きました。つまり、青は出現率が高い色です。ということは、対策札をしっかりとることが必要になります。青いスペル、パーマネントを咎める赤霊破、紅蓮破、これらは取り得くといえる札です。他にも窒息、沸騰、実質青メタのメフィ鎖、花の絨毯など、”青い”ことを咎められる札は数多くあります。そして、これらの札全てをジャンドは採用できるのです(花の絨毯はちょっと微妙でした)。これだけだと少々苦しいですが、このことは次の利点に繋がります。
2、デルバー系に強い。レガシーの華はなんといってもコンボです。ANTの美しさ、スニショの堅実さ、リアニの暴力的速さ、ドレッジザギャザリング、ベルチャー:オールオアナッシングなどなど。しかし実際に環境を支配しているのは、これらを押さえつけながらゲームを進行できるクロパ、つまりデルバー系です。そしてデルバー系はwill、デルバーの変身条件、探査、死儀礼の餌といった理由からどうしても青の濃いデッキとなります。青対策がことごとく刺さるわけです。環境最強のアーキタイプに関して有効な札を大量採用できる、これこそジャンドの強みといえるでしょう。
3、豊富な除去、罰する火によるボードコントロール。そしてデルバー系に強い理由がもう一つ、それは除去の多さと罰する火です。少量のクロックを妨害でバックアップするのがクロパの基本戦術ですが、その全てを潰してまだ余るほどの除去をジャンドは擁しています。加えて罰する火が回り始めれば、場に残るクロックはアンコウやネメシスといったごく限られたものとなり、それも布告やヴェリアナで刈り取ることが可能です。豊富な除去に支えられたボードコントロール、これもジャンドの強みです。
4、シンプルな構成。クリーチャー、除去、手札破壊。かなり乱暴ですが、ジャンドを作る要素はこれだけです。パーツをそろえて仕掛けるのにあとは何が必要か、ライブラリーへ積むのはこれか、それともこれか、ここでぶっ放した方が目は良いか、今何が必要で、そしてそれは本当にこれなのか、といったような複雑な、無限の選択とジャンドは無縁です。気を付けるべきはミッドレンジの基本、すなわち今攻めるべきか守るべきかということだけです。そしてこのシンプルさはミスの少ない、堅実なプレイングをしやすくしてくれます。シンプルゆえに強靭な、ミスの少ないプレイングを可能とする、これまたジャンドの強みです。
もう少し書けそうですが、かなり長くなりましたので今日はここまで。前回書き忘れていましたが、何か気になることがありましたらどんな内容でも結構です、気軽にコメントしてください。
追記、表現を修正。
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