ガリア戦記 カエサル 國原吉之助訳 講談社学術文庫
2018年1月24日 読書ガリアでの軍事行動について、カエサル本人が記した一冊。
戦記というと血沸き肉躍る、エンターテインメント的なものですが、これは淡々と記録的な文章が続きます。英雄的行為、人物も記されていますがあくまでこういうことがあったという内容で、報告書、日記、備忘録のようなものです。しかしこれが面白い、現実に起こったことを描いているからか、創作にはない力強さを感じました。もともと簡潔に書かれているらしいのですが訳がその特徴を消すことなく、終始分かりやすい文章でした。
カエサル著、というとちょっととっつきにくい感じはしますが読み始めると止まらない、そんな一冊です。
戦記というと血沸き肉躍る、エンターテインメント的なものですが、これは淡々と記録的な文章が続きます。英雄的行為、人物も記されていますがあくまでこういうことがあったという内容で、報告書、日記、備忘録のようなものです。しかしこれが面白い、現実に起こったことを描いているからか、創作にはない力強さを感じました。もともと簡潔に書かれているらしいのですが訳がその特徴を消すことなく、終始分かりやすい文章でした。
カエサル著、というとちょっととっつきにくい感じはしますが読み始めると止まらない、そんな一冊です。
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